リアピあみぐるみ

ど~~~~~しても欲しくて、リアピのあみぐるみを作りました。
ナーチェ達を既に作っているので順番的には次はリクリを作るのが妥当なんですが、どうしても…リアピが…作りたくて…!
今後の己へのメモとして、作業記録を残してみます。

ボディ作成

いつも通り、ハマナカのPiccoloという毛糸を使います。カラバリが豊富で、たいていの子に丁度いい色味が揃っています。

ボディ作成もいつも通り。
今までのリクリパの子たちは互いの身長差を考えて作っていましたが、リアピは所属が異なるので気にせずデフォルトサイズで作りました。
手芸店でもらったこけしの編み図を元に頭・胴体を作り、手足は別のあみぐるみ作成の本を参考に作っています。

今回の鬼門のひとつはレッグカバーでした。
垂直に色を変えて編むのが初めてだったため、うまくできるか不安でしたがなんとかなりました。
ただ、つまさきの位置とレッグカバーの色変えのポイントの垂直位置がずれてしまったため、若干脚がねじれてしまいました。。
靴を穿かせてむりやり修正することにしました。自分用なので力技でなんとかしていることは多々あります。
手首の輪はあとから編みつけています。

人体練成。いつも通りの作業なので、あまり面白みはありません。

この時点でかなりリアピっぽいというか、どの子を作ろうとしているか分かる気がします。
腕や脚の位置は目分量で決めた挙句、メモするのを忘れました。毎回位置に迷うので、メモしておけばいいんですけど…。。
今回は位置取りのために編み目マーカーを使ったので、今までよりイメージが付けやすかったです。
胴体にくっつける前に、脚の輪をつけておくべきでした。。余計な水色の糸が足の裏からでているのはそのためです。
ボディを作りためておけば、すぐに服の作業に入れるのでヨシ!と思いきや、 インナー等を表現するために各パーツで色変えをしなければならない場合が多々あるので、それもなかなかできず。。。
早く服を作りたくて、毎回うずうずします。

服・髪

まずはトップスから作ります。
製作過程の写真を撮り忘れました。

下側から編みはじめて、途中で赤に色変えしながら腕の穴の下部まで編みます。
その後穴の周りをそれぞれ丁度いい高さまで編んでつなげています。
胸下の赤いラインと、襟まわりの白いパーツを編みつけて出来あがり。
上半身の作り方としていつも通りの作り方ではあるのですが、胸の赤いパーツのための色変えで苦労しました。
ハートのような形になるように、白いパーツをかなり強引に編みつけています。

身体に縫い付けたところです。

本体を縫いつけた後、別で作った襟をくっつけてそれらしくしました。
この段階で思ったんですが、胸の方にある白い襟の後ろ側、どうなってるんでしょうね?当時の記憶がないのでわかりませんでした。。
後ろまで一周しているのか、スーツの襟のように前側にしかないのか…どういうつもりで考えたんだろう…
適当に作業したせいで白いパーツの糸が足りなくなってしまったので、編みぐるみでは後者として作っています。

パニエと目を縫いつけました。

内側にオーロラのレース、外側に布のレースをつけています。ちょうどよく家に余ったレースがあったので。
当初、布のレースの部分は毛糸で作るつもりだったんですが、スカートが分厚くなりすぎてしまいそうだったので急きょ変更しました。
あと、あの…楽なので…
目はぬいぐるみ用の目パーツを、ジェルネイル用の塗料で着色しています。
前はマニキュアやプラモ用の塗料でやってたんですけど、乾くのに時間がかかりすぎるのでジェルにしました。
すぐ乾いて楽だし、混色もしやすいし、何より100円ショップで手軽に買えるのでおすすめです。
縫い付けてから気付いた。スパッツ、スカートからはみ出る長さが正しいのでした…。。。ま、まあ、かわいいからヨシ。

外側のスカートを付けました。

すごく色々手をかけたのに、作業に夢中で途中の写真を撮り忘れました。。。
水色と赤のスカートは本来一枚で、プリーツの上側が水色、下側が赤になるようなイメージです。
これを再現するため、台形のパーツを各色6枚ずつ作って、段差ができるように縫い合わせています。
青いスカートはきれいな円形にするため、ベースになる糸に編みつけていって、ちょうどいいサイズで輪にして作りました。
波模様の刺繍が非常にめんどくさかったです。
毛糸一本で刺繍すると、動かしたときにほぐれてきてしまうのでやりたくなかったのですが、くさり編みにすると模様が太くなりすぎるので諦めました。
青いスカートに水色・赤のパーツを縫い付けて本体に付けたあとで、別で編んだウエストベルトを縫い付けています。

マントを付けました。

ま~~~た過程を撮り忘れています。
フリフリになるように増し目をしながら白いパーツを編みます。
水色のパーツは長方形に編んだ後、先が丸くなるようにギャザーを寄せるようにして編み地を引っ張っています。
編み物の良い所は、こうやって後から調整がしやすいことですね。布だとこうはいかないので…
それぞれのパーツを合体させて、ボタンをアーモンドステッチ(多分)で作り、本体に付けています。
本来は白い襟の箇所にマントがついているのですが、ごちゃごちゃするので本体の方につけています。
ここでしか縫い付けていないので、腕を持ち上げるポーズをさせることもできます。
本来マントの内側は水色なんですが、布を貼ろうにもフリフリすぎて難しいので断念しました。

靴を作ります。
スニーカーはレワンドルで作ったことがあったので、当時のメモを元に作っています。
今回は色とりどり(怒)のスニーカーなので、色変えが本当に大変でした。
底を赤で作った後、側面~つま先を色変えしながら作ります。
つま先とその他を分けるために一旦糸を切って、別々に編み進めます。
つま先にはベロにあたる部分を水色でつけ、側面は縁を白で編んでいます。
作業の様子を撮るつもりだったことを、このあたりで思い出しました。
編み終わった状態がこちら。

色変え地獄には糸始末地獄がついてきます。色を変えるごとに少し糸を出しておいて、最後に本体に絡みつけて目立たないようにせねばならぬのです。
しかも靴だからもう一つ作らなきゃならない。

地獄~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
苦しみぬいて整形したものがこちら。

かわいくできててよかった~~~~!!これで失敗していたら心が折れるところでした。
やっぱりこれくらいの頻度で写真撮っておけばよかった。

この後勢いづいてしまい、一気に飛びます。
靴を縫い付けた上、踵の尻尾方のリボンをつけ、後ろ毛以外の髪の毛が完成してしまいました。

フリンジをつける要領で毛を植えて、前髪を固定するために糸先を前から後頭部に通しています。
2~3本ずつ針に糸を通しているので、すごくすごく面倒です。
でも植毛作業の方が大変なので面倒。髪を結っている子は後頭部の外側だけ植えればいいので、比較的楽です。
髪を下ろしている子はハゲができてしまうので、全面植えないとならないのですよね…。シムネルを作った時は植毛~結いあげるので8時間かかりました。
真ん中のチョロ毛はブラブラしてしまうと邪魔なので、前髪より浮かせて本体に通しました。
サイドの髪はウェーブしてほしいので、編んだものに針金を通して形を作っています。アギャちかのときにも同じようにやっています。
髪の作業やってて思ったんですが、絵によってメッシュの入り方が全然違う。前髪にあったりなかったりしてる。わたしもわからないのでどっちでもいいです

勢いづきすぎて、後ろ毛の作成過程がなんにも残っていませんでした。。
頭本体に付けた毛でポニテを作り、できた束を芯にタッセルをつける要領で糸をつけています。
頭側に垂れた糸を毛先の方に回して、いい感じに結んで完成!!!!!!!!!!!
根元からピョンピョン出ている毛をどうやって表現しようか悩んでいたのですが、頭本体の方の糸先がタッセルの外にはみでてきて、いい感じにそれらしくなってくれました。天才。

最後に細かいパーツを作ります。
ピアスと靴のひれ模様はプラバンを着色しています。

バリ取りをしていない状態で撮っちゃった。
耳裏のパーツはリボンをなんかこう…いい感じにギャザー寄せでなんとかそれらしく作っています。
試行錯誤して苦しみぬいていたため写真がありません。
各パーツを本体にくっつけて…完成!

完成

全身

アップ

足元アップ

横から

立たせたらこんな感じ


かわいく作れる自信はありましたが、思った以上にかわいくできました。
かかった時間は多分30時間くらい。植毛に時間がかからなかったので、これでもかなり短い方です。
もし細かい編み図が知りたければ言ってください。どうにかこうにか書き起こします。

ここまで読んでくれてありがとう!